有馬ウィーク

怒涛のように過ぎていった一年。
気がつけばもう有馬記念。少しくらいはいい思いをして新年を迎えたいものだ。

圧倒的人気はゼンノロブロイ
しかし、有馬は好きな馬から買いたい。
ここに来て、ハーツクライが気になっている。どうも成績的にシルクジャスティスが被るのだ。
母のアイリッシュダンスは現役の頃に追いかけていた馬。とはいえ細かな戦跡については記憶も薄れ、父トニービンだけに東京で活躍したような気がしていた。しかし改めて見直してみると、新潟4勝、福島1勝とローカルの競馬場で実績を上げ、東京、中山ではともに2勝だった。
印象深いのはオールカマーの2着。当時飛ぶ鳥を落とす勢いのヒシアマゾンを相手に堂々と競り合った。
そんなアイリッシュダンスの仔はなかなか表舞台で活躍できなかった。無事デビューを果たしたハーツクライへの期待は大きかったが、ダービー2着には正直驚いた。
武がダイタクバートラムを選んだのは気になるが、昔ほど武の乗り替わりは馬の能力の指標にはならなくなっている。むしろダービー以来のコンビ復活に期待したい。