旭鷲山の喧嘩の話

テレビで旭鷲山が、子どもの頃喧嘩をして負かした相手が戦車にのって仕返しに来て驚いた、という話をしていた。
モンゴルの話はスケールがでかくていいと思った。
ただ、旭鷲山の喧嘩というのはこじれやすいという疑いもあるが。

日本では喧嘩をしても仕返しに来るのは相手の兄貴くらいのものだろう。
しかし、その兄貴が何らかの団体に所属している場合は少し恐れられたりもしたけれど。
そうした人物が身内にいて、喧嘩をするとお出ましになるといったような話は、実際にホントかどうか確認していなくても、狭い地域の伝説になっていたりする。

そうした匂いのする一家というのは確かにいた。しかし、現在になって考えてみると単なるヤンキーだったという気がしてならない。

自分も中学の時分に似たようなケースに見舞われたことがあった。ひたすら逃げ回ったため、きな臭い事態には発展しなかったが、その相手とは進学した高校で出会うことになった。結局、伝説は伝説に過ぎないことがわかった。

むしろ同級生でいるのかいないのかわからなかったような人物に限って、大人になって何らかので団体に所属し、コテを当てたような頭と謎のセーターに身を包んで成人式やクラス会に現れ、周りを驚かるのはなぜなのだろうか。